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損益計算書は、売上からスタートします。
この売り上げが大きいが大きいか?小さいか?どのくらい伸びているのか?をみても大したことはわかりません。
大事なのは中身です。
中身をばらしてみていくことが重要です。
フローとストックに分けて考える
売上が、フロー収入なのか、ストック収入なのかは重要です。
個人でも、働かなければもらえない給料はフロー収入です。
一方、不動産所得などは不労所得といわれるように、働かなくても得られる収入です。
これをストック収入といいます。
どちらが収入としては安定しているかは重要ではなく、収入の内訳としてどういう構成になっているか?の問題です。
同じ収入でも、フロー収入100%よりも、フロー50%ストック50%のほうが安定しているのは言う間でもありません。
ストック収入は、築き上げるのに時間が必要ですが、一度築いてしまうと長期的には経営を安定させるといえるのです。
これはFPでも同じことが言えます。
金融商品の販売手数料は、フロー収入です。
取り続けなければ維持できません。
一方、投資信託の信託報酬や保険の継続手数料、顧問料、会員向け課金などはストック収入です。
これらのバランスが重要だということです。
同じ業種で同じ売上高でも、その構造をみてみると大きく違うことのほうが多いのです。
数字は分けて考えることが重要
このように、売上を考えるときは分けて考えなければなりません。
フロー収入だけを追い続けても、いつまでたっても翌月の売上が常に不安定といえます。
一方、仕組みをつくり、ストック収入がえら得るようになれば翌月の心配は薄れます。
数字を分けて考えることで、頭が働き出すのです。
他にも、1人とか1店舗とか、比較できる数字を見つけて比べるのも切り口の一つです。
・顧客一人当たりの売上、利益
・営業マン一人当たりの売上、利益
・1店舗当たりの売上、利益
・1日当たりの売上、利益
など、分けて比べることで見えてくるものが多いのです。
過去とも比べてみる
決算書を入手したら、その期の分だけでわかることは多くありません。
過去の分を並べ、同じ切り口でブレイクダウンした数字同士を並べてみることでその会社で起きていることが見えてくるのです。
”自社の過去と他社と比べる”ことで、課題や解決の切り口が見えてくるのです。
難しい財務指標よりも、よっぽど行動につながりやすい情報が得られます。
せっかく入手した決算書も、売り上げが伸びた、下がったで終わっていてはただの宝の持ち腐れです。
何を読み取るか?には財務知識よりも、コツなのです。
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