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広大地の評価
広すぎる土地には評価の特例があります。
ただし、どんな土地でもいいかというとそうではなく、条件があります。
①その地域における標準的な宅地の地積に比べて著しく地積が広大
②開発を行う場合、道路や公園等公共公益施設用地の負担が必要になる
③マンション等の適合地ではない
などを満たす場合、「広大地」として評価されます。
広大地になると、通常の評価ではなく、広大地補正率というものを使って計算します。
この広大地補正率は、0.6-005×(地積/1000) で算出し、下限が0.35になります。
この数値を、奥行き価格補正前の正面路線価にかけて、地積をかけて求めます。
ここは注意してください。
※余談ですが、マンション等の適合地ではないというのは、何を基準とすれば良いのでしょうか?
未利用地等の場合「周囲の状況や専門家の意見等から判断して、明らかにマンション用地に適していると認められる土地」以外は広大地評価を適用して差し支えないとなっています。
かなりあいまいですが、原則として、容積率300%以上の地域に所在する土地は広大地に該当しないとありますので、判断の指標になります。
例題をやってみよう
![例題 広大地の評価](../img/reidai-koudaichi.jpg)
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