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複数の道路に囲まれた土地の評価とは?

ここでは、複数の道路に囲まれた土地の評価方法を見ていきます。

 

 

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二方路線の評価

 

二方路線の評価

 

次は、2本の道ですが挟まれている土地の評価です。
基本は同じです。

 

①正面路線価を決め、(正面じゃないほうを「裏面路線価」といいます)

 

②裏面路線価分を加算して(二方路線影響加算率を使います)

 

③地籍をかけて算出

 

ではやってみましょう。

 

 

 

①正面路線を決めます。

 

120千円×0.96=115.2

 

100千円×0.96=96

 

→120千円が正面。

 

 

 

②もう一方の道路の影響を加算します。

 

96×0.07(二方路線.影響加算率)=6.72千円
115.2千円+6.72千円=121.92千円

 

 

③地籍をかけて評価額を出します。

 

121.92千円×(20×35)=85,344千円

 

 

となります。

 

 

 

三方路線の評価

 

三方路線の評価

 

三方路線です。

 

もう、接する路線が増えても同じです。

 

 

正面路線価を決め、その他の路線価の影響を加算していきます。
 
して最後に地積をかける
 
この後出てくる四方路線もおなじです。


 

ではやってみましょう。

 

 

 

①正面路線価を求める

 

120千円×0.96=115.2千円
 
100千円×1.0=100千円
 
80千円×0.96=76.8千円
 
 
→120千円が正面路線価
 

 

 

②120千円に対して、のこり2つの道路が影響を与えます。

 
100千円→角地ですから、側方路線影響加算率=100千円×0.03=3千円
 
80千円→対面ですから、二方路線影響加算率=76.8千円×0.02=1.536円
 
  
したがって、115.2千円+3千円+1.536千円=119.736千円となります。

 

 

 

③これに地績をかけます。

 

119.736千円×(35×20)=83,815.2千円

 

 

 

となります。

 

 

 

四方路線の評価

 

四方路線の評価

 

最後、四方路線です。

 

正面以外の3つの道路からの影響を加算して求めます。

 

 

①まず正面を決めます。

 

100千円×1.0=100千円
 
80千円×1.0=80千円
 
70千円×1.0=70千円
 
60千円×1.0=60千円

 

 

→正面は100千円。

 

 

②他の道路の影響を加算します。

 

80千円と70千円は角地ですから、「側方路線価影響加算率」
 
80千円×0.1=8千円

■70千円×0.1=7千年
 
60千円は、二方路線ですから、「二方路線価影響加算率」
 
■60千円×0.07=4.2千円
 
 
を加えます。

 


すべて合算すると

 

100+8+7+4.2=119.2千円
 
となります。

 

 

③これに地積をかけます。
 
119.2千円×(20×25)=59,600千円

 

 

 

 

だいぶ慣れましたでしょうか。

 

ここまでが、「自用地」、つまり自分の土地を自分で使う場合の評価になります。

 

土地は、自分で使うだけでなく、人に貸したり、自分の建物を建てて人に貸したりと、その権利によって評価が変化します。

 

 

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